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世界の農業機械・資材トレンド

世界の農業機械・資材トレンド

 イギリスで農業機械の実演展示イベント「ティレッジ2004」が9月14日と10月5日に開催された。FW編集部は開催前に取材を行い、出展する各メーカーが発表した注目の新製品を誌上で紹介した。(FW9月3日号)
タイン破損防止機能の付いたカルチベータ/シンバ社

 シンバ(Simba)社のユニプレス・カルチベータと鎮圧機の複合機は、バネ板にタインを装着してある。バネ板にはコイルバネが接着してあり、このコイルバネは従来のにボルトではなく、2本の柄のあるコネクターによってサブフレームに固定されている。この新設計によって、過大な荷重がかかっても金属にひずみの生じる箇所がなくなり、ひび割れが起きない。したがって、石の多い土壌でもタインがスムーズに働く。


作業幅が伸びた切株掘り起し機/ファームフォース社

 ファームフォース(Farm Force)社は、前装式切株掘り起し機(スタブル・グラッバー)の作業幅を3mに広げたものを登場させた。この機械は、トラクタ前部で前作収穫後に残った切株を掘り起こし、トラクタ後部に取り付けたカルチベータ、またカルチベータとドリルの複合機でその麦わらを土に入れ込むように設計してある。標準仕様の装備として、ねじれた形状のポイントやウィングシェアの付いた頑丈なタイン2列、および、耕深を一定にさせる深さ調節用の車輪が付いている。

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