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農・業界

福岡県上陽長と博多全日空ホテル、奥也八女上陽茶のケーキを産地とホテルが共同開発

  • 編集部
  • 2004年10月01日
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博多全日空ホテル(福岡市)にあるケーキショップ「アトリエデュトロワ」では、県内の八女茶産地、八女郡上陽町と共同で煎茶を使った焼き菓子を開発。期間限定商品として販売を始めた。
 博多全日空ホテル(福岡市)にあるケーキショップ「アトリエデュトロワ」では、県内の八女茶産地、八女郡上陽町と共同で煎茶を使った焼き菓子を開発。期間限定商品として販売を始めた。

 9月30日までは煎茶のフィナンシェが、10月は煎茶のウィークエンド(パウンドケーキ、3本1500円)が店頭に並ぶ。

 八女茶は福岡県南東部の八女地方一帯で生産される高級茶。中でも上陽町産のものは品質が高く、毎年の品評会で上位を独占している。このため、上陽町では同町産の茶葉を「奥八女上陽茶」と名付け、差別化に取り組み始めている。

 同ホテルで使われている茶葉は、第3セクターのサンライズ上陽㈱(牛嶋剛社長)が町内の生産者から生葉を購入し、煎茶に加工後、販売している。

 今年5月、ホテルで開催された町のPR展がきっかけとなり、煎茶を使った菓子の商品化へとつながった。

 上陽町の担当者は「奥八女上陽茶としての商品化は初めて。家庭でお茶をいれることがあまりなくなった若い世代にも、ファンが広がれば」と期待している。

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