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特集

韓国トラクターの実力 「低価格」だけではないユーザー評価の高さ 


このトラクタは作業機の制御がほとんど手動。シート横のポジションコントロール(位置制御)とドラフトコントロール(けん引負荷制御)を使って作業機を制御する。ふたつ一諸に操作する(ミックスコントロール)ことで、微調整ができるのはいいと思う。最近は自動化されてきているため、これを使うにはオペレーターの腕は必要だが、微妙な調整は人の手の方がいい。(石川氏)

このトラクタはオートPTO(作業機を一定の高さに上昇させた際に自動停止する装置)が付いているが、作業機が下りて動力がつながる時、ガツンといきなりつないでしまう。これではギアに負担がかかって損傷する恐れがある。半クラッチ状態でゆっくりつなげなきゃダメ。PTO回転数を563rpmにしてあると、エンジンの回転数との差が大きく、つないだときの衝撃がさらに大きい。性能の良いユニバーサルジョイントに交換するか、クイックヒッチを取り外して直接つなぎ、ジョイントに角度がつかないようにするなどして、対処するしかない。PTO回転数は750rpmの上にもう2つは欲しい。(高柳氏)

【ユーザーの声】

●水平やドラフトの調整を手動でできるのがいい。コンピュータ制御だと、壊れたら10万円以上は間違いなくかかる。(山下氏/宮崎県)
●外側にロアリンクの昇降レバーがあるので、作業機の取付けがしやすい。(江口氏/宮崎県)
●いつも使うPTO回転数は、563rpmだけ。何種類もいらない。(島尻氏/沖縄県)
●水平制御装置は付いていないが何の問題もない。(勝田氏/茨城県)


デドントラクタの性格と背景


 現在、日本で売られているデドントラクターは次の四つのシリーズがある。

 (1)LB1914(20馬力)とL2601(26馬力)、(2)DK35(35馬力)、(3)DK451(45馬力)~DK551(55馬力)、(4)DK65(65馬力)~90(92馬力)であり、それぞれ異なる性格と背景を持つ。

 表のすべての型式を販売するアイアグリ(株)の代表取締役社長玉造和男氏によると、LB1914とL2601は、国産メーカーの型落ちと言うべきもので、パワステと油圧の上げ下げだけのシンプルな機種」だ。

 これらは、4年前に同社が韓国トラクタの扱いを始めて、最初に販売した機種で、当初は「韓国と日本の意識の違いか、技術ではなく、品質管理に問題があった」(玉造氏)。ネジの締め付けが甘く、オイルが噴き出すなどということもあったが、現在ではそうした問題は解決され、「トラブルはほとんどない」と玉造氏。

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