ナビゲーションを飛ばす



記事閲覧

  • このエントリーをはてなブックマークに追加はてな
  • mixiチェック

土壌別経営診断うちの土ではどう作る?

小久保英次さん(愛知県渥美町)の場合

関 コナガの問題はどうですか。

小久保 去年はすごかったんですよ。消毒の量も多かったんですけど、あれはなかなか死なないんですよ。湧かないようにはしているんですけど。育苗器での対策もしてますしね。

関 肥料は、どうされてるんですか。施肥パターンなどがあったりして、画一的な施肥をされてるんでしょうか?

小久保 この辺りは、個人個人で違ってますね。ほとんど自分でやりますよ。

関 ここの傑の上は、この半島の中ではかなりの面積があるのでしょうか。

小久保 ええ、広いですよ、ザル上が、下はほとんどザルですね。

関 有機物につけては、どうされてますか。堆肥とかは。

小久保 この辺の人は大体、牛屋さんとか卵やってる人から譲ってもらったり、買ったりしていますね。

関 生っぽい状態で畑に撒くんですか。近くに民家があったりすると、そういうのもできないようですけど。

小久保 この辺は大丈夫ですよ。農家がほとんどですから、苦情言う人なんていませんから(笑い)。


圃場・改善のポイント/榛土地帯でのキャベツの連作
連作障害 なぜ起きる?なぜ起きない?



連作障害の要因分析から、その対応策を考える

 戦後農政の歪みを受けたものは数多くあるのですが、その中でも特に人為的障害であったというべきものがあります。

 それは、適地適作、または適地輪作という言葉も当てはまるような、同一作物を連作しない努力に逆行する、特定産地育成事業なるものの影響を受けた大型優良産地の土壌です。

 大都市の大量消費に応ずるために、一定の地域で規格のそろった野菜を連続して栽培し続ける・・・これは誰が考えても不自然な事です。

 しかし、この事業によって都市に野菜の安定供給が実現したことも事実です。

 そして年月を経ると産地名が世の中に知られ、流通も安定し、さあこれからだというとき各種の障害が発生してきます。 

関連記事

powered by weblio