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農・業界

世界最大の農機メーカー、ジョンディアの収益が急増

  • 編集部
  • 2004年08月01日
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フィナンシャル・タイムズ紙の報道によると、ディア・アンド・カンパニー社の今年第2四半期の同社の純利益は前年の2億5600万ドル(約277億円)から4億7700万ドル(約516億円)となり、86%増加した。
 ディア・アンド・カンパニー社は、ジョンディアのブランドでトラクタをはじめとした農業機械を販売している世界最大の農機メーカー。

 収益が増加した要因は、昨年の豊作による農家の収入増加と農家に支払われた補助金増の二つ。全世界での売上高は、34%増の58億ドル(約6279億円)だった。

 「在庫水準の管理を改善し、季節による販売量の変化を克服したこと」が収益増加の主要因だと同社のボブ・レーン社長は話す。売上が34%増であるにもかかわらず、「むだのなく効率的な在庫水準計画により在庫水準を一定に保っている」(同社長)。

 同社では、アメリカの農業分野が引き続き好調なため、今後も製品全般に渡って売上増加の勢いは持続すると予想。西ヨーロッパでの小売販売は、最近の旱ばつの影響による農家収入の減少のため、若干落ち込むとしている。製品販売は今年約25%増加し、純利益がおよそ12億ドル(約1296億円)になると見込んでいる。

 ディアー社の株価は過去12ヶ月で48%上昇している。

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