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リレー訪問 農場に勤める誇りと夢

「感動」と「満足」を作る仕事・・・の巻

榎 少し先を見据えた取り組みができるようになったんですね。

大川 ハイ。就農1年目は、わけもわからずやっていましたが、2年目以降は仕事の幅も広がって、ようやく仕事になってきたような気がしています。といっても、榎さんの仕事はもっと大変なんですよね?

榎 僕もやりたいと思っていながらなかなか進められないこともありますね。でも、この仕事は今までやったどの仕事より身になっています。しかも、自然にも触れられる。ただ、就農して3~4年目から営業もするようになって、農業は楽しいだけじゃないんだということがわかってきました。商談などはお金も絡んできますし、こういったことを気にしながら仕事をしているので、実は、小さくまとまっているのかもしれないですね。

大川 長く勤めていると、また別の側面が見えてくるんですね。正直なところ、今は、農業を仕事にしていることの生活上の不安もあるんですよ。収入が平均から考えると少ないだろうこと、そういった中で、結婚して子供ができたときに自分が何をしてあげられるのかということ……。それでも、農業に携わっているからこその楽しさは伝えたいと思っています。もっとも、そのすべてを満たせる農業になればベストなんですけどね。

榎 そうですね。いろいろ考えることはありますね。ただ、少なくとも「おれはいくらでもやってやるぞ!」という勢いを持っていた方がいいのは間違いない。うちの社長を見ていても、50歳近いですけど、自分がやりたいことを率先してやっていく。しかも、ただやるだけではなくて、すべての範囲に目が届いた上でやっているのが凄い。ブルーベリーフィールズの社長さんも、コメ作りにも関心があったりと、いろいろな取り組みをされる方ですよね。

大川 新しいことをどんどんやりますね。農業をやるだけじゃなくて、いろいろな問題にも目を向けていて勉強会を開いたりもしています。やろうと決意したら、いろいろなやり方を考えながら諦めずに最後までやり遂げてしまう。そういう生き方をそばで見ていると、気付かされることもいろいろありますね。

榎 従業員としては、そうした社長についていくのは大変なところもありますよね。車に例えると、社長は常に時速100kmで走っている感じ。従業員は70kmくらいで必死で社長を追いかけるわけです。まれに、もう少しで追いつくかなと思う瞬間もありますが、社長はさらに加速していく。その先を読めないことには社長を越えることはできないんですよね。そういったところを見せつけられると、「さすが」といわざるを得ない。でも、そうした経営者であるほど、ほかの農家さんからは冷ややかな目で見られることも多いみたいです。

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