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リレー訪問 農場に勤める誇りと夢

「感動」と「満足」を作る仕事・・・の巻

大川 うちの社長も、この農園を始めた当初は、周りからそういった反応をされたと言っていました。

榎 やはり新しいことを始める人の周りでは、必ずそういう反応がでるんですね。福井県の場合は、地域によって言葉も考え方の傾向にもかなり違いがあるんです。それだけに、うちの会社の取り組みが、そういった人たちにも広く認められるようになると動きやすくなるんですよね。ブルーベリーフィールズさんでは、ほかの農家さんとのつながりはありますか?

大川 レストランで提供しているメニューには、ほかの農家さんの野菜を使ったりもしています。

榎 それは周りが認めてくれている証しですね。自分が思うに、周りが認めてくれるようなやり方ができて、やっと半人前。自分がしていることをみんなに広げられて、さらに納得させられるようになって初めて一人前と言えるんじゃないかと思います。

大川 なるほど……。榎自分はまだ、社長に教えられたことしかできてない。それを越えて取り組んでいけなければ、社長を越えることもできないでしょうし、会社を伸ばそうと思っても、社長がやった以上には伸びないんじゃないかと思います。大川僕もいずれ、社長を越えるくらいに成長したいですね。

榎 若い自分達が、そうやって農業を変えていかなといけない立場でもありますから。

大川 僕の場合は、農業者として品質が良いものをたくさん収穫できるようになるところからですね。これからは営業もしていくつもりですので、販売にも力を入れていきたいと思います。

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