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【独断注目商品REVIEW】
現代消費者のニーズに合わせ重量感を克服した超小型ハクサイ
- 編集部
- 2008年01月01日
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ベビーハクサイ 娃々菜(わわさい)
重さ4~5kgにもなる大玉を丸ごと購入する消費者はさすがに少ないだろうが、ハーフカットや4分の1カットでさえ、少人数家庭では一度に使いきることは難しい。かといって鍋物以外に家庭料理としての用途は普及しておらず、そう頻繁に食卓にのぼることもない。かくして残されたハクサイは、次の週末まで冷蔵庫の邪魔者と化し、最悪の場合は出番がないまま廃棄されることになるのである。
現代消費者のそんな不便を解決する新時代のハクサイが、トキタ種苗(株)のベビーハクサイ「娃々菜」だ。中国語で「赤ちゃん」を意味するネーミングの通り、重さ350~450g、直径10cmほどで、手のひらにのる超ミニサイズ。同社のミニハクサイ「舞の海」(重さ1~2kg、直径14~16cm)よりも、さらにコンパクトな品種となっている。
これなら買い物袋がずっしり重くなることもないし、一度の食事で食べきれる。仮に少量ずつ食べる場合でも、外葉からはがして使えば、カット品のように鮮度が劣化する心配もない。冷蔵庫の野菜室やドリンクホルダーに縦置きできるので、保存もスマートだ。
また、通常のハクサイに比べて糖度が高いほか、旨みを感じさせるアミノ酸の含有量も多く、食味の面でも特長がある。外葉から芯まで柔らかいため、サラダ食材などとして用途の幅も広がりそうだ。チコリのように器として利用する方法もあるだろう。ハクサイの家庭需要が落ち込むなか、消費者ニーズを反映して巻き返しを狙った期待の商品といえる。
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