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【独断注目商品REVIEW】

現代消費者のニーズに合わせ重量感を克服した超小型ハクサイ

　栽培にあたってのポイントは、株間20cm×条間30cmの千鳥植えで、施肥量は元肥を中心に通常ハクサイの5～8割程度。収穫は播種後60日前後で、7～8分結球で行なう。外葉が非常にコンパクトなだけに超密植栽培に向いており、10aあたり1万株以上の収穫が可能である。少ない肥料で、短期間で栽培でき、面積あたりの収量もアップするのが、生産者メリットといえるだろう。

　栽培スケジュールは、一般地では8月中旬～9月下旬播きで、10月中旬～12月下旬収穫、冷涼地では7月下旬～8月中旬播きで、9月下旬～10月下旬収穫が目安。暖地では3月上旬くらいまでの継続した収穫も可能だ。晩抽性のため、春播き栽培にも適している。

　現在、トキタ種苗では、娃々菜の生産者を募集中だ。既に山形県庄内や茨城県北浦で産地化の取り組みが始まっているほか、個人で直売用に栽培しているケースもある。同社では娃々菜専用マルチなど専用資材を用意しており、また栽培講習会を開くなどサポート体制もとっている。関心のある方は、上記の同社開発普及室まで問い合わせてみるといいだろう。（土井学）

■お問い合わせ
トキタ種苗株式会社　開発普及室
〒337-8532　埼玉県さいたま市見沼区中川1069
TEL：048-683-3434
http://www.tokitaseed.co.jp/

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