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【新・農業経営者ルポ】
面白がって生き、失ってこそ与えられる道
- (有)信州ファーム荻原 代表取締役 荻原慎一郎
- 第48回 2008年06月01日
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事故が育てた経営者としての人格
荻原慎一郎(58歳)には左手がない。41歳の時、ライムソワーに巻き込まれる事故だった。
半年間の入院。 事故は二十歳の就農以来続けてきたボランティア活動に一区切りをつけ、農業経営に本格的に取り組もうとしていた矢先の出来事だった。農業をやめようとも考えた。しかし、この事故が本当の意味での経営者になるきっかけを与えた。そしてもうひとつ、荻原の今を作った人生の体験がある。農業が面白くない。だからこそのめり込んだボランティア活動だ。
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荻原慎一郎 オギハラシンイチロウ
(有)信州ファーム荻原
代表取締役
1949年長野県生まれ。長野県東御市。高校卒業後、自動車整備の専門学校を経て就農。当初は水田作のほか、薬用人参などの畑作を行なっていたが、80年代に入って機械化を進め、水稲や麦を中心とする土地利用型農業を展開。95年2荻原を設立、06年2信州ファーム荻原に社名変更。現在、水田作50ha弱、麦・ソバ・大豆を中心に畑作が20ha。
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