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どうなる!どうする?こんなとき

金融ビッグバン

Q:最近、金融ビッグバンという言葉が新聞やテレビに頻繁に出てきます。ビッグバンのそもそもの意味は何ですか。それは農業経営者にはどんな影響がありますか。分かりやすく説明をして下さい。
Q:最近、金融ビッグバンという言葉が新聞やテレビに頻繁に出てきます。ビッグバンのそもそもの意味は何ですか。それは農業経営者にはどんな影響がありますか。分かりやすく説明をして下さい。

A:「日本版ビッグバン」とは、2001年までに、金融業界を取り巻くさまざまな規制を撤廃し、停滞が著しい東京金融市場をニューヨークやロンドン並みに活性化しようという構想です。昨年11月、橋本首相が打ち出し、その準備が急ピッチで進んでいます。「ビッグバン」という言葉は、本来、宇宙の始まりとなった、大爆発を意味します。イギリスが1986年に証券制度の改革を行ったとき、複雑に入り組んだ規制をなくすには、ビッグバンのように一気に断行する必要があるとして、この言葉が使われました。

Q:どんなことが変わりますか。

A:私たちは、お金を預けたり、株を買ったり、保険に入ったりしていますが、こうしたサービスを提供しているのは、銀行、信金・信組、郵便局、農協、証券会社、生命保険、損害保険などの金融機関です。例えば、銀行からお金を引き出して、株を買おうとすれば、証券会社に行かなければなりません。ビッグバンが起きると銀行でも株を買うことができるんですね。金融機関を業態別に分けていた垣根がなくなるんですよ。

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