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津軽・黄金崎農業通信

久しぶりの失敗に気を引き締められました

5月も後半に入ると、薫風が大地を駆け抜けていきます。春真っ盛りともいえる深浦の農場を、大型の農業機械が走り回っています。小麦畑は緑を増していますが、それ以外の大地は、冬の眠りから覚めるように、トラクタによって出来秋の実り豊かな土壌につくりかえられているのです。
目を見張る新型サブソイラ


 5月も後半に入ると、薫風が大地を駆け抜けていきます。春真っ盛りともいえる深浦の農場を、大型の農業機械が走り回っています。小麦畑は緑を増していますが、それ以外の大地は、冬の眠りから覚めるように、トラクタによって出来秋の実り豊かな土壌につくりかえられているのです。

 今年、深耕用にアキューム式のサブソイラをテストしたところ、その威力の素晴らしさに惚れぼれしています。北海道のスガノ農機製で、250馬力のクローラトラクタでけん引していますが、能率がよく、土も非常に膨軟となり、しかも故障がないのです。アキューム式というのは、石に触れると衝撃を察知しその石を避ける機構です。その作動風景はまるでピアノの鍵盤みたいに反応するので、私はアキューム式というよりは、ピアノ式がピッタリの表現だという気がしているほどです。

 今までのサブソイラは石で破損することが多く、その度に作業がストップしていました。このアキューム式サブソイラは、破損することがまったくありません。これまで60haを深耕し、秋までにはもう100haぐらいをこなしそうです。

 このサブソイラの作動をみていると、土が下から盛り上がり、横に広がるのですが、大地を本当に起こしているという感じで、圧巻的な作業風景です。これからはプラウ耕が不要になるかも知れません。それほど、革新的な機械です。

 このアキューム式サブソイラで深耕した土壌に、初めて植え付けたのがバレイショです。例年になく早い3月31日に植え付けが始まり、ゴールデンウイーク明けに終わりました。ポテトプランタ3台での植え付けですが、加工用と種子用の2種類で約80haもの面積ですから、植え付け期間がこんなに長くなるのです。

 収穫までに3回行う土寄せの第1回目が、早くも5月14日から行われています。土寄せは、雑草防除や、倒伏防止、病原菌の感染防止のほか、地温を高めてイモの肥大を促進させるなど一石数鳥の効果を生み出す作業です。カルチベータで瞬く間に終えています。

 今年、九州方面で大口の新規需要者がみつかり、担当する農場代表の佐々木は力が入っています。 私が担当するダイコンは5月10日から種蒔きをはじめました。この時期に蒔くのは、さしみのツマ用とスーパーの青果用として収穫するものです。7月中旬頃から順次出荷していくつもりです。真夏の出荷は昨年新設した集出荷施設で予冷するつもりです。この予冷は風圧予冷といわれるもので、よくある差圧予冷や、真空予冷とは異なり、冷たい風を送る方式で、25度のものを12時間で3度に冷やすという能書きです。今年初めての運転になるので、今から楽しみです。

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