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『農業経営者』定例セミナー

農家のビジネスプラン作成術〜農場の経営資源をいかして、市場ニーズに応えるために〜

  • 農業生産法人ふじさん牧場 副牧場長 藤田太 一
  • 第32回 2009年05月29日

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A-1グランプリ2009では、「ふじさん牧場」で自然文化体験をエンターテイメントとして提供するプランを発表、奨励賞へ輝いた藤田氏。利用者の総合的満足を高めていく事業設計や、緻密で説得力のあるマーケティングに、ベテラン農業者や審査委員から高い評価を得た。農場の経営資源をいかして、市場ニーズに応える事業計画の立て方や考え方を解説頂く。
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【『農業経営者』編集部からのセミナー解説】

 

 5月25日開催の第32回定例セミナーでは農業生産法人ふじさん牧場副牧場長の藤田太一氏にお話をいただいた。藤田氏の前職は経営コンサルタント。企業再生のために山梨へ移住し、その風土に魅せられて転職。現在は宿泊施設を経営しながら体験牧場を併設し、各種体験の提供やカフェ運営、羊肉や乳製品の販売を行なっている。

  当日はビジネスプラン作りについて、発想のまとめかた、事業実現性の分析、書類への落とし込みかた、プレゼンテーションの方法などを、わかりやすい事例で解説いただいた。

  例えばプレゼンテーションをするなら、はじめに誰に何をして貰いたいか、その結果自分がどうなりたいかを明確にしておく。対象が銀行なら、支店長に新規事業の優位性や成長性を伝え、融資を実行してもらい、結果として自分が事業を起こすのが目的だ。

  一方、対象がA│1グランプリなら、農業関係者やメディアが相手だ。ふじさん牧場の目指す世界観を伝え、夢がある事業だと感じてもらい、農業界に共感してくれる人脈を広げ、メディアに取材してもらうことが目的となる。

  とはいえ、最後は人。VCなどでも最終的には、どんなに良いプランでもその人に魅力を感じられなければ資金提供には至らないことが多い。いかに自分がその事業への愛着を持ち、本気なのかという情熱を表現することが、最も肝心だと締め括った。


▼セミナー参加者の声がこちらからお聞きになれます。

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