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【特集】
土壌診断、樹液・土壌溶液分析で何が解り、そして解らないのか?
- 編集部
- 1997年08月01日
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「土壌分析は本当に役立たずなのか?」
(後藤芳博)
分析に期待をしない
唐突ですが、「分析」に過度な期待をしないで下さい。
多くの人が、「分析」によって生産性が向上するのではないかと、期待をしているのではないでしょうか?
現に「土壌分析」の事を、「あんなものは役立たずだ!」と失望している人が大勢います。
おそらくそれは、過去に「土壌分析」を行ったが、期待ハズレに終わった経験があるからではないでしょうか?。
しかし、それはそもそも「分析」に何かを期待するという事自体が、大きな誤りなのです。
強引なたとえですが、病院で診察する時の事を考えてみて下さい。
診察するというのは、病気の要因を探る事が目的であって、診察をすれば健康になるという事ではありません。
その事と同じで、分析も、生産性を低下させている要因を探る事が目的であって、分析自体が生産性を上げるわけではないのです。
分析する前に、そもそも「分析」というのは要因を探る手段であるという事を認識する必要があります。
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