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江刺の稲

外食業への販路開拓に協力します

  • 『農業経営者』編集長 農業技術通信社 代表取締役社長 昆吉則
  • 第24回 1997年08月01日

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7月25日、本誌連載執筆者の新海和夫氏とともに、外食業界の団体、(株)日本フードサービス協会(〒105東京都港区浜松町1-29-6浜松町セントラルビルTEL03-5403-1160)加盟企業のバイヤー約40名を千葉・茨城県の産地に案内した。
 7月25日、本誌連載執筆者の新海和夫氏とともに、外食業界の団体、(株)日本フードサービス協会(〒105東京都港区浜松町1-29-6浜松町セントラルビルTEL03-5403-1160)加盟企業のバイヤー約40名を千葉・茨城県の産地に案内した。前号に掲載した同協会の野菜の品質に関する提言を、新海氏ら本誌執筆者とともにまとめたことをふまえての見学会であった。そして案内に当たっては、産地を紹介し高品質野菜の生産の技術的背景を解説するだけでなく、新しい生産・流通への取り組みを目指す経営者や集団、農協、産地流通グループの動きを外食業界の人々に見せたいと考えた。

 今回外食業界関係者に紹介したのは、以下の人々や産物だった。

 最初に訪ねたのは千葉県の「手賀農協」、及びその中核的生産者グループの「未来農業研究会」。同地域は、かねてから行商が盛んな場所であり顧客ニーズを敏感に生産に反映させるマーケティングセンスを持つ生産者が多く、そうした力のある生産者たちがあらためて農協に結集している産地である。高品質で信頼性の高い有機栽培生産が組織的に行なわれており、かつ市場への即応性をもった産地として評価が高い。また、同農協では北海道の生産者との作物生産流通のネットワーク化も進めている。

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