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[60]細ネギ用皮むき機 全自動ねぎ皮ムキ機NA3600
水圧式全自動で優しく葉ネギの皮をむく
葉ネギ(青ネギ)に使える高能率な連続式皮むき機が開発された。
これは、京都の(株)サンエーという会社が開発したもので、作業者はベルトコンベア上にネギを供給するだけで連続作業が行なえ、作業員2名で時間当たり3000~3600本(200kg)の処理能力がある。この皮むき機の一般的なネギ皮むき機との違いは、動力噴霧機を水圧源とする「水噴射皮むき方式」であること。
長ネギ(白ネギ)の場合には、皮剥き機は栽培農家の標準的な装備機械だ。その他、根切り・葉切り、選別などの調製作業が機械化されており、それによって長ネギ栽培の規模拡大が可能になっている。
しかし、九条系の葉ネギ(青ネギ)の場合にはそう簡単ではない。葉ネギは長ねぎとは異なり、分けつしていたり茎の直径が細く柔らかで傷みやすいため機械化が難しいからだ。茎の太さは、比較的太い薬味・煮込用の中ネギで8~15mm、薬味用細ネギでは4~10mm、フグの薬味に使う極細ネギにいたっては2~3mmという細さである。したがって、長ネギのような扱いでは葉ネギの商品価値を下げかねず、手作業による調製部分が多いのが現状だ。
(株)サンエー
〒615 京都府京都市右京区西院安塚町23
TEL.075-311-9716
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編集部
ネギ用皮むき機「全自動ねぎ皮ムキ機NA3600」
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