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一部では、長ネギ用の空気式を葉ネギに転用して、細い葉ネギを何本か一度に手につかみ、束のまま皮剥き作業をしているケースもある。しかし、この方式では一つかみずつの間欠作業になり能率が悪いだけでなく、束の中までは充分には剥けないため後作業に手間がかかる。しかもこの方式では葉の部分を手で握ることになるため葉が圧迫されて葉傷みし商品価値が下がることもある。
また、従来のコンプレッサーによる空圧式の皮剥き機も問題点を残している。最も問題とされるのは、高圧の空気で皮をむくため、コンプレッサーの音に加えて高圧の空気をノズルから噴射することで生じる高周波域の騒音が作業環境を悪くしていること。埃も発生する。さらにはフィルターの管理が悪いとネギにマシン油が付着するとも言われる。
さて、紹介する「水噴射式皮むき機」は、ネギ搬送用コンベアを含む皮むき機本体と動力噴霧機、排水タンク、水槽(オプション)、選別用コンベア(オプション)等で構成される。動噴は自前の動噴を利用することもできる。
水流で皮をむく仕組みは、第1から第4までのノズルと一つのカッターで順次に皮をむき除去していく。第1のノズルで不要な葉を反転させ、第2のノズルで根部の不要葉を除去、第3のノズルで皮をむいていく。第1から第3までのノズルに各3ケ合計9個のノズルが付いている。さらに第4のノズル(4個)で葉を除去し、最終的にカッターで不要葉をカットする。第1から第3までのノズルは作物の状態に合わせてノズルの角度や位置を調整するようになっている。ノズルから噴出される水流は細かな霧の流れになっているため作物を傷めずきれいな皮むきが可能だ。
また、除去された皮や埃は水と共に排出されるため作業場所に埃が舞うようなこともない。排出された水はタンクに溜められ、フィルターを通して循環利用される。
作業者はコンベア上にネギを整列供給していくだけでよい。コンベア上に置かれたネギは柔らかなスポンジで葉元を固定される。葉に触れる部分は最小限にしてあり葉傷みによる商品価値低下が防げる。皮のむかれた葉ねぎは、仕上げ・選別用のコンベア(別売)に供給するか、そのまま容器に受ける。
動噴のポンプは3連プランジャー方式、吐出量69L/分(圧力0~40kg/cm2)。ポンプ駆動のモーターは200v・5ps。なお、搬送コンベアは100vの減速機付きモーターで駆動し、コンベア速度は0~5・4m/分。
また、従来のコンプレッサーによる空圧式の皮剥き機も問題点を残している。最も問題とされるのは、高圧の空気で皮をむくため、コンプレッサーの音に加えて高圧の空気をノズルから噴射することで生じる高周波域の騒音が作業環境を悪くしていること。埃も発生する。さらにはフィルターの管理が悪いとネギにマシン油が付着するとも言われる。
さて、紹介する「水噴射式皮むき機」は、ネギ搬送用コンベアを含む皮むき機本体と動力噴霧機、排水タンク、水槽(オプション)、選別用コンベア(オプション)等で構成される。動噴は自前の動噴を利用することもできる。
水流で皮をむく仕組みは、第1から第4までのノズルと一つのカッターで順次に皮をむき除去していく。第1のノズルで不要な葉を反転させ、第2のノズルで根部の不要葉を除去、第3のノズルで皮をむいていく。第1から第3までのノズルに各3ケ合計9個のノズルが付いている。さらに第4のノズル(4個)で葉を除去し、最終的にカッターで不要葉をカットする。第1から第3までのノズルは作物の状態に合わせてノズルの角度や位置を調整するようになっている。ノズルから噴出される水流は細かな霧の流れになっているため作物を傷めずきれいな皮むきが可能だ。
また、除去された皮や埃は水と共に排出されるため作業場所に埃が舞うようなこともない。排出された水はタンクに溜められ、フィルターを通して循環利用される。
作業者はコンベア上にネギを整列供給していくだけでよい。コンベア上に置かれたネギは柔らかなスポンジで葉元を固定される。葉に触れる部分は最小限にしてあり葉傷みによる商品価値低下が防げる。皮のむかれた葉ねぎは、仕上げ・選別用のコンベア(別売)に供給するか、そのまま容器に受ける。
動噴のポンプは3連プランジャー方式、吐出量69L/分(圧力0~40kg/cm2)。ポンプ駆動のモーターは200v・5ps。なお、搬送コンベアは100vの減速機付きモーターで駆動し、コンベア速度は0~5・4m/分。
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編集部
ネギ用皮むき機「全自動ねぎ皮ムキ機NA3600」
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