ナビゲーションを飛ばす



記事閲覧

  • このエントリーをはてなブックマークに追加はてな
  • mixiチェック

アグロマネーニュース

大山町農協に排除命令 公取委が事前通知 他店への出荷に圧力 大分

  • 2009年11月19日
    • 無料会員
    • ゴールド
    • 雑誌購読
    • プラチナ
大分一村一品運動のメッカ、大分大山町農協(大分県日田市、矢幡欣治組合長)が、独禁法違反(不公正な取引方法)の疑いで、公正取引委員会から排除措置命令の事前通知を受けた。同農協の意見を月内に聴取した上で、命令を出す見通し。公取委によると、農産物直売所に独禁法を適用した例は過去にないという。同農協は、国道212号線(日田街道)沿いにレストランを併設した農産物直販店「木の花ガルテン」を90年から直営。同じ国道沿いで5キロ離れた場所に、この4月、競合店「日田天領水の里・元氣の駅」がオープン。同農協組合員が、「農産物を出荷してほしい」と依頼され出荷しょうとしたところ、同農協職員から「どちらか一つに決めてほしい」と迫られ、「元氣の駅」への出荷は断念した経緯があった。公取委の事情聴取は、この行為が組合員に出荷先の選択を迫り活動を不当に制限したとして、独占禁止法違反(不公正な取引方法など)の疑いで公取委の立ち入り検査を受けていた。同農協木の花ガルテン部会長の江藤剛第1理事は「他店に出荷されては困る。(元氣の駅との)競合で売り上げが約25%落ちる」と危機感を募らせる。さらに「他店に出荷され、大山の産物がどこでも購入できるようになると、約20年かけて築いた大山のブランドが消えてしまう」と訴える。同農協の矢幡欣治組合長は18日、西日本新聞の取材に事前通知があったことを認め、「まだ(公取委の)文書を読んでいないが、法に触れるならば命令を謙虚に受け止める」と話している。2008年度の「木の花ガルテン」売上高は約55億7千万円。組合員数は879人。ちなみに公取にチクッたのは、大山町に隣接する日田市の専業農家でつくる「ひた認定農業者の会」。公取に「大山町農協が不公正な取引をしている」との訴え出たのだ。

関連記事

powered by weblio